セリエAとはイタリアのプロサッカーの１部リーグのことを指します。今回はそのセリエAの戦術やプレースタイルなどの特徴や昇格・降格の仕組みについて解説していきます！
概要
イタリアの１部リーグであるセリエАは、90年代前後は世界最高峰のリーグと呼ばれていた、カテナチオと呼ばれる堅守速攻のサッカーが特徴的なリーグです。セリエАにはビッグ３と呼ばれるユヴェントス、ミラン、インテルの３つの名門クラブが実力で他クラブを圧倒しています。その中でも近年はユヴェントスが頭一つ抜けています。しかし他にも多くの強豪・古豪クラブが存在し根強い人気があります。
仕組み
期間
セリエAは毎年８月に開幕され、翌年５月に閉幕します。
試合数
セリエAには20のチームが所属しており、すべてのチーム同士がホームとアウェーで１回ずつ対戦するため、１チームあたり38試合あり、年間で380試合行われます。
順位決定方式
勝ち点（勝ち:3 / 引き分け:1 / 負け:0）の合計で順位を決定する。
全試合終了時に勝ち点が同じ場合は、基本的に当該チーム間の対戦成績によって順位を決定する。
降格チームを決める場合は、当該チームのプレーオフにより順位を決定する。
昇格・降格
上記の方式により順位付けを行い、最終的な順位により昇格・降格が決定する。
セリエA下位３チーム→セリエB（イタリア２部）に降格
セリエB上位３チーム→セリエAに昇格
ダービーマッチ
ダービーマッチとは、本拠地が同一都市または近い距離にあるという地理的関係、歴史的な都市や民族の対立関係に起因したライバル同士の試合のことを指します。サッカー観戦をする上でダービーマッチは他の試合と比べてファン・サポーターからより大きな注目が集まり、試合会場は熱狂の渦に巻き込まれます。
ここではセリエAの代表的なダービーマッチを紹介します。
- ミラノダービー（インテル・ミラノ対ACミラン）
- ローマダービー（ASローマ対ラツィオ）
- トリノダービー（ユヴェントス対トリノ）
- イタリアダービー（インテル・ミラノ対ユヴェントス）
- 灯台ダービー（サンプドリア対ジェノア）
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