【欧州サッカーの基礎】CLとは?特徴や仕組みを詳しく解説

CL(UEFAチャンピオンズリーグ)はUEFA(ヨーロッパサッカー連盟、union of yuropean football association)が主催するヨーロッパ大陸最強のクラブチームを決める大会です。これまで紹介した5大リーグが各国の最強チームの決めるのに対して、この大会はヨーロッパ大陸最強のチームを決めるので集まる注目や得られる名誉ともに最大級になります。今回はこのCLについて解説していきます。

CL大会概要

CLは9月から翌年5月に開催され、グループステージ(以下、GS)と決勝トーナメントの2つのパートで構成されています。GS出場することのできるのは32チーム(24-25シーズンから36チーム)でヨーロッパ中のクラブがますこのGS出場を目指すことになります。GS出場権は各国の国内リーグで上位の成績をおさめたり、予備予選やプレーオフを勝ち抜いたり必要があります。GSで上位の成績のクラブが決勝トーナメントに進出します。優勝したチームは多額の賞金と最大級の名誉を得ます。

CL詳細解説

出場権を獲得する条件

自動的に出場権を獲得する条件

  • UEFAカントリーランキング1~4位の国のリーグ戦上位4クラブ
  • UEFAカントリーランキング5~6位の国のリーグ戦上位2クラブ
  • UEFAカントリーランキング7~10位の国のリーグ戦1位のクラブ
  • 昨年度のCL優勝クラブ
  • 昨年度のEL優勝クラブ

上記の26クラブは自動的にGSの出場権を獲得します。残りの6クラブは各国の国内リーグの順位に応じた予備予選を勝ち抜く必要があります。

優勝クラブ予選

UEFAランキング11位以下の国のリーグ戦1位のクラブが参加する予選でこれを勝ち抜いた4クラブがGS出場権を獲得します。

上位クラブ予選

UEFAランキング5~15位の国のリーグ戦2~3位のクラブが参加する予選でこれを勝ち抜いた2クラブはGS出場権を獲得します。

グループステージ(GS)の仕組み

GSでは32チームが4チームずつ8グループに分かれて対戦します。

各チーム同士がホーム&アウェーで2回ずつ対戦して、成績上位2チームが決勝トーナメントに出場することができます。

3位のチームはELの決勝トーナメント出場をかけたプレーオフに回ることになります。

また、GSのグループ分け(組み合わせの決定)には一定のルールがあります。まず、参加クラブをポットと呼ばれる4個のグループに分けます。各ポットに振り分けられるクラブの条件は以下の通りです。

  • ポット1:CL枠、EL枠、UEFAカントリーランキング1~6位の国の1位クラブ
  • ポット2~4:残りの24クラブをUEFAクラブ係数ランキング上位から順に振り分ける

上記の方法で振り分けられたチームを各ポットから1チームずつ別々のグループに振り分けて8個のグループを作成します。

決勝トーナメントの仕組み

決勝トーナメントはGSを勝ち抜いた16チームがトーナメント形式で対戦します。準決勝まではホーム&アウェーで2試合を戦いその合計スコアで勝敗を決めます。2試合のスコアが同点の場合は追加で15分ハーフの延長戦を行い、それでも決着がつかない場合はPK戦を行います。決勝戦は1試合のスコアで勝敗を決定します。

決勝トーナメントの初戦の組み合わせはGSの各グループの1位のチームと2位のチームが対戦するようになっています。また、同グループや同国のチーム同士の対決がないように決定されます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました